不思議な非日常体験

 県を跨いでの移動自粛が解除され、先週末は目に見えて交通量が増えた。

 また少しづつ元の状態に戻るのはうれしくもあり、戻って欲しくないとも思う都市部の過密状態。せっかくの機会なのだから過密緩和に向かうといいなと思う。

 

 映画館も再開されたので、久しぶりに行ってみることにした。

 好きな作家、南木佳士さん原作「山中静夫氏の尊厳死」が製作されていて、上映館を調べると、いつもの‟横浜ジャック&ベティ”はすでに終了、というかちょうどコロナで閉鎖されていた期間と重なってしまったようだ。延期情報なし。

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 だが、ちょうど県内のA市の映画館で上映されていることが分かった。わずか6台だが無料の原付バイク駐輪場もあるらしい。

 休日だし席も間隔を空けてるだろうからキャパは少ないはず、しかも当日チケット販売のみなので、アドレスV125Gで早めに行ったのだが、やはり駐輪スペースは満車だった。

 こんな時は近くのショッピングセンター等の駐輪場を探す。

 近くのOスーパーは90分無料の駐輪スペース有り。別のショッピングモールEは2時間無料だったが、共に過ぎると有料になる。上映時間は約2時間。

 少し歩くがK電器店は単なる駐輪スペースなのでそこに停めさせてもらった。ちゃんと帰りに映画代より高いプリンターインクとFAXインクリボンを買ったので…

 

 ところで、映画の方はとても良かったのだけれど、観客はマスク着用で2席空けた隣の妻と二人のみ。なんだか申し訳ないような貴重な体験をさせていただいた。過密も困るがこれもちょっと…(笑)。もし私達が行かなかったら…

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