インターネットで中古バイクを購入したのだが、使用すると不具合が出るので修理して欲しいという電話が、以前にも増して多くなっている。
せっかくお電話くださったのだし、私が出来る仕事なら…とは思っているのでそういう場合、車種や状況を聞き(その時点でお断りすることもある)、必ず現車確認させていただく。
その上で私の見解と概算見積りを示すのだが、不成立が半数以上となる。
それは、不具合の要素が多すぎて(大きすぎて)、どうしても見積り大になってしまうから。安く買っても修理代が高くなっては…と思うのも分からないでもないが…
トータルで考えたら買い替えの方が得(金額的に)な、あちこちガタだらけで廃車にしてもおかしくないようなシロモノが、ただ動くというだけで中古車市場に出て、買ってしまう。それが証拠に、買ったばかりなんだから買った所で保証してもらえないんですか?と聞くとほぼ皆がノークレームだとのこと。
趣味で自分でコツコツ直すとかならいいけれど。それならある意味エコだし。
コロナで新車流通がおかしくなっていて、それに半導体工場火災が追い打ちをかけ、公共交通機関回避や飲食店の配送部門強化で、中古車市場が超活況ゆえにそういった悪影響につながってしまうのだろう。
常連のお客さんが某大型バイク店に偵察に行くと、クロスカブの今年の新車生産は終了したとのことで中古のクロスカブが新車の値段と変わらなかったようだ。
ウチの中古車も無くなってしまった。もともとあんまり無いが(笑)。
足で使っていたお気に入りのスペイシー100までお嫁にいってしまった。
ということで、せっせと次の足を作らねば…
バラして、整備して、自分で乗って、そしてまたお嫁にいってしまうんだろうけど。