一台の乗り物を長く使うと、二酸化炭素の排出を少なく出来るという九州大、大分大の研究発表があったというのを、バイク雑誌の記事で読んだ。
長く乗る、乗れるというとバイクならスーパーカブが筆頭にあげられるだろうけど、50㏄ならTODAYもなかなかじゃないかと思う。
足替わりに使っている下取りTODAYも、7万キロ超走行エンジンはオーバーホール無しで好調だ。ウチに来てからはあまり距離が伸びてないが…
そんなTODAYの修理でちょっと残念なことがあった。
エンジン不動で持ち込まれたTODAY(AF61)をチェックすると、CDIユニットのカプラ―付け根部が腐って配線が切れていた。
ステップボード内のCDIユニットが収まる場所の排水性が良くないためだろう、小さな排水穴が砂土で塞がって水が溜まっていた。
写真の真ん中あたりの小さな穴が排水穴。掃除をすれば写真のように穴が分かる。
腐食して端子ごと切れた配線が9本ちゅう4,5本もあって、元の場所が特定できず、配線図を見ても位置までは分からない。適当に配線してユニットを壊すのは最悪なので、結論としてメインハーネス交換をおすすめした。が、修理代はそれなりになってしまう。
ウチにあるTODAYはAF67型でユニットが異なり参考にならずで、もしAF61型を持っているバイク屋さんなら配線修理でいけるかも…ということで一旦持ち帰られた。以後来店はない。
皮肉なもので、その後AF61を入手し手元にあるが、お客さんの連絡先も分からない。
配線はこんな感じ。手前側のカプラー(9線)が腐って切れていた方。
ちなみにAF67もここの排水性が良くないので、たまに点検・掃除してあげると腐食切損なく長く乗れると思います。