続けられる幸せ

 昨年末に買った、八代選手著の「突っ込みハッチの七転び八起き」を読み終えてしまった。ずっと読んでいたくて、ゆっくりゆっくり読んではいたのだが・・・

 

 ワークスライダーや契約ライダーって、お金をもらってとかタダで走れて羨ましい存在だと思われがちだけど、ちゃんと走るか分からないバイクを速く走らせるって想像を超えた労力とストレスがかかる仕事なんですね。

 

 時間とエネルギーを費やし、ようやく”走れる状態”に仕上げたところでさらに熟成、とはならず大きく変更されたニューマシンに移行されていく。

 市販車も…もっといえば世の中全体そんな感じだけど、進化が正しい方向でなくても、止められない、戻れない。今の旧車ブームもそのアンチテーゼといえるだろう。

 

 その点、カブカップは同じマシンでずっと続けて走れるのがうれしい。毎回エントリーではないが、2015年からだからもう足かけ8年目だ。

 ノーマルクラスでも、まだまだ変更してみたい所がある。

 写真は昨年の最終戦の新兵器”5L”ガソリンジョッキ(補給は4L弱)。これで6時間耐久のガソリン補給を2回から1回に削減できた。コスパ抜群。

 ただウチのチームの場合、ベストラップがだんだん遅くなっているのが情けない(笑)