失敗なのか…

 今年も残すところあと二週間。大きな失敗やダメージは無く過ごせたと今のところは思っている。

 後継者もいない場末の個人事業主ゆえ、年齢も考慮し少しづつ仕事面も縮小傾向にしていて、自賠責保険代理店も降りた。

 そして業界的には50ccの廃止もあり、原付メインの商売としてはターニングポイント的な年になるのだろう。

 そのあたりが来年以降どのように影響してくるのかはまだ分からない。

 

 シクラメンが最盛期らしい。花など興味はないが、ちょうど一年前に業界の知人から頂いたシクラメンの鉢植え。枯れたら抜き取って、日当たりのいい室内の窓辺で時々水をあげればまた咲くからということだったが…このとおり。

 何がダメだったのだろう。愛情が足りなかったのは間違いないが、咲かせてあげられなくて申し訳ない。

 ちなみにシクラメン花言葉は「遠慮」「内気」「気後れ」「はにかみ」等々。まるで私(笑)

 

 鎌倉市のオリジナルナンバープレートは江ノ電鎌倉高校前踏切付近の風景をデザインしたものだが、この度オーバーツーリズムの観点から、来年(令和8)1月30日で交付停止とのこと。当面は通常のナンバープレートのみとなる。

 そんな理由で停止になるのは初めてだろうし、そうまでしないといけないのかな?

 ご時世とはいえ、「遠慮」が過ぎないか。

とりあえず確保

 行き当たりばったりな生き方ゆえ、思いつきで何かを始めたりすることはあっても、目標や計画などなく過ごしている。

 とはいえ年末ともなると、気が向いたらやろうと思っていたアレコレも結局やってないな~と気づかされる。

 

 そんな折、放置状態だったズーマー君を久しぶりにエンジン始動させたら快調だった。ナンバーは返納しているので走行は出来ないがひと安心。さすがインジェクション、バッテリーさえ繋いでやればOKだ。

 念のため、ガソリンの劣化は大丈夫かいな?とタンクキャップを開け覗いてみるとヤバいことに…タンク内全体が腐食(慌てていたので写真撮り忘れ)。

 すぐにタンク用のサビ取り液で洗浄、タンクの方は使用出来そうだが、フューエルポンプのストレーナー部分(樹脂)がボロボロになってしまった。

 ストレーナー部分だけ取り外せて交換出来ればいいがそのようになっておらず、部品としてはフューエルポンプアッセンブリになっている。

 部品代だけで3万円超と痛いがインジェクションのキモとなる部分でもあり、50㏄が生産終了となった今、部品が出るうちにということで確保。

 組付けて放置したらまたサビるかもしれないし、でも動かさないと電気系統等も心配だしと悩みながらまた時間が過ぎていきそう。

 やっぱりキャブレターの方がツブシが効くからいいな~と思う昭和人間であった。

慌てずにいきましょう

 不思議なもので、12月というだけでなんだかせわしくなるのが人のさが。

 急いでいたのかは分からないが、昨日お客さんの事故も発生。お怪我の方は大したことなさそうで良かったが…

 先日、元レーサーが一日警察署長というテレビニュースが流れたので、よ~く見たら宮城 光さんだった。我々中高年バイク界では特にモリワキのライダーとして有名。

 交通安全について、通勤などでいつもより5分早く出発して急がないことを心掛ければ事故を減らせる、というようなことを語っていた。

 私もせっかちがなかなか治らないけれど、慌てるとロクなことがないのは十分承知している。とにかく12月は自分にも言い聞かせて気をつけたいものだ。

 

 テレビ欄に「ひらやすみ」という意味不明な題名のドラマを見つけて、気になったのでチャンネルを合わせると、スーパーカブが写っているではないか。

 内容的にも面白かったので見ているが(現在も続いている)、原作がコミックということで、早速購入してみた。

 「ひらやすみ」は「平屋住み」ということなのかな。見る前はどちらかというと「休み」にかけてるのかと思ったが。「ひら休み」とか。

 主人公のマイペース感にまわりが癒されていく…といった内容が軸になってるので、気ぜわしい12月におすすめです。

 ドラマ化で書店でも「ひらずみ」されてました。 9巻まで出ているみたいで、ただいま5巻を読んでます。ゆっくりとね。

 

 

光るセンス

 民間調査会社の2025都道府県魅力度ランキングによると、埼玉県が初の最下位(47位)になったとのこと。なんでだろう。いいと思うけどな~埼玉。

 東京にも隣接してるし、旅、ツーリングもいろんな方面へ選択肢多し。ホンダの研究所だってある。

 何やらのヘンなイメージが先行しちゃったのかな。際立ったモノが無いともいわれているが…ちなみに1位は北海道で、京都、沖縄と続き、神奈川が4位で…46位が茨城。

 

 前回のブログでは紙媒体を応援したい気持ちを書いた。なのに、ついに「モトチャンプ」誌も休刊になるようだ。来月(1月号)と再来月(2月号)で終了。

 休刊告知の今月号(12月号)表紙センターにチョイノリを持ってくるセンスなんかも好きなんだけどなぁ~。

 原付、小排気量バイクに特化し、カブ人気もあって好調だと思っていただけにホントに残念。

 

 カブ人気に比例してカブ系のお客さんも増え、自然とそれに慣れている自分には、先日ご来店のタウンメイトが新鮮だった。特にメインキーシリンダーの位置。

 一瞬カスタムかと思いきや、これでノーマル。スゲーなヤマハのセンス。ヤマハは静岡か。静岡は富士山あるしねで12位。

紙媒体

 新聞を取っている家も減っているご時世だが、ウチはまだ購読している。朝夕刊で月¥4,900。内容と配達の手間を考えれば高いと思わない。

 何年生の時だったかは確かじゃないが小学校の授業参観で、先生が「新聞で一番最初に見るところは?」という問いかけに、手を挙げたなかで私が指され、「テレ番です。」と答えると、ドッと笑いが起きた。まじめに答えたつもりだったのだが…

 当時はどこの家庭でも新聞を取っている前提の授業。それも小学生の。

 ちなみに還暦過ぎた今でもテレ番(テレ版?テレビ番組欄)から見ている(笑?)

 

 先日もテレビ番組欄で映画「ユー・ガット・メール」を見つけて、昼間の時間帯だったので録画して観た。

 内容は、街の小さな本屋さんが近所にできた大型書店の影響で苦境に…という展開で、1998年の作品。題名からも分かるように、まだインターネットもはしりの頃。

 皮肉にも現在では大型書店がそのインターネットにおされて苦境な状況に。

 主演のメグ・ライアンが可愛かったが、もうすっかりオバサンなんだろうな~と思って調べると(インターネットは便利)、なんと本日(11/19)が64歳の誕生日!

 

 先日の日曜日に某大型書店に行ったら、ちくま文庫40周年フェアのコーナーがあり、あの伝説のレーサー 浮谷東次郎 の「がむしゃら1500キロ」が記念復刊で並んでいて即購入。

 15歳の時(免許制度が今とは異なる)、50㏄のバイクで千葉の市川~大阪往復ツーリングの日記を中心とした軌跡。表紙のオートバイ分かりますか?

 1957年のことだから比べようもないけど、50㏄の生産が終了した今読むのもいいタイミングではなかろうか。

 こういう偶然の出会いも書店ありきで、どうかいつまでも存在し続けてほしい。

 人生で何ひとつ極められない自分にとって、寄り道、脇道が拠り所。紙媒体がその一部になっている。

 表紙のオートバイはドイツのクライドラー製50㏄。2サイクル。みんな無くなっていく。

10/42と1/33

 近年、箱根駅伝で10位以内のシード権獲得(予選会免除)から遠ざかっている我が母校。

 ゆえに今年も残りの本戦出場枠10校を決める予選会(ハーフマラソン,先月の10/18)に挑み、なんとか来年の正月(1/2,3)の本戦出場権を得ることが出来た。

 今回の予選会参加校数は42。出場するのにも標準タイムが必要かつチーム10人の合計タイムで競うので最低10名(12名まで出走OK)という厳しい条件もある。

 駅伝の予選らしくなく全選手が一斉にスタートするのも圧巻でユニークだし、チーム集団走やタイムを稼ぐエース格の単独走、気温等を考慮した各校の作戦も興味深い。

 ゴール後のタイム集計&結果発表までのタイムラグ緊張感も本戦と違って面白い。

 数年前から日テレが生中継するコンテンツになったのもうなずける。

 

 話は変わって、坂東33か所観音巡りをしてみようと思いつつ、まずどこに行こうかと考えていた。各観音に札所番号があるが、順番どおり巡らなくてもいいらしい。

 小田原に「勝福寺」という第5番札所のお寺があり、勝に福と、母校の好走祈願にもピッタリなのでここを最初に参拝することにした。

 先週の第一木曜定休日(11/6)の朝9時にスーパーカブ110プロ(JA07)で鎌倉を出発。   約1時間で「勝福寺」に到着。

 仇討ちの曽我兄弟や二宮金次郎の縁が有名で、天然記念物の大イチョウが迫力だったが、参拝時は境内に私と入替でご婦人ひとりと寂しかった。札所も平日の午前中はこんな感じなのだろうか。

 

 さて、小田原まで来たことだし、せっかくなので箱根駅伝の5区(通称山登り)をカブで走ってみることにした。

 バイクで箱根を走るのはいつ以来だろう。少なくても店舗移転の2000年以降は記憶に無いぞ。学生時代や1993年に開店した当時は足繫く通っていたのだけれど…

 ということで、スーパーカブなんかで走るのは初めての5区1号線を登りながら、ランナーでなくライダーで良かったと思うのであった(笑)。

 そして生産終了した50㏄の替わりの電動バイクとなると、平地走行30㎞/hで航続距離30㎞ちょっとだから、登りの20㎞超の5区は途中で止まるな…などと想像しつつ、往路ゴール地点の箱根駅伝ミュージアムに到着。予選会を通過した各校のノボリがはためいていた。

 小田原の「勝福寺」と「箱根駅伝5区」巡りのツーリングは寄り道含めて走行距離148km。使用ガソリン2.5Lで燃費59.2km/L。60km/Lを下回ったが、帰りの134号線をちょっと飛ばし過ぎたのと、箱根の登りを考えても相変わらずの好燃費◎。

神保町

 連休の日曜日に「神田古本まつり」開催中の神保町古書店街に行って来た。普段は日・祝定休の書店が多く、ウチと被るのでこういう機会はうれしい。

 とはいえ冷やかしで何か面白そうな古本はあるかいな…と散策するのもいいけれど、探している本や専門書、目当てのマニア本等を求めて行く場所なのかなという気もする。

 それもインターネットでこと足りてしまうご時世かもだが、インバウンドさんもたくさんで来客が多く、にぎやかな雰囲気は楽しかったが圧倒されて一冊も買えず(笑)。

 無料配布のパンフレットがかわいい。

 中は案内地図になっている。

 

 まだインターネット普及以前に神保町で購入した 和歌山 利宏さんの書籍は、たしか雑誌バイカーズ ステーションで紹介されていてわざわざ探しに行った記憶がある。もちろん当時で絶版書。

 いわゆる積読(つんどく)状態になっているが、本はインテリアにもなるしね。