またバイク雑誌の話。
国産車総図鑑が付録になっている号だけ買う「オートバイ」誌。
先日、書店で手に取った時に違和感が…そう、サイズ(縦・横)がひと回り大きくなっている。今までは付録と同サイズだったはず。
いつから変わった?私の記憶、感覚が間違ってなければ、高校生だった70年代から、というかそれ以前から同じだったと思うが。
なじんだサイズを変更するって、出版側としても大きな決断だっただろう。
そういえばライバル誌の「モーターサイクリスト」も旧オートバイ誌と同サイズだったが、何年か前にもっと大きなサイズ(縦・横)なっている。
雑誌はより大き目に、というのがトレンドなのかもしれない。
さて決断といえば、ヤマハ、スズキもホンダ同様2025年10月をもって50ccバイクの生産を終了するようだ。
以前にも書いたが、高齢化が進む日本で50cc原付バイクがこれから脚光を浴びると想定していただけに残念だ。
購入したオートバイ誌と付録に目をとおしてみると、ホンダの電動バイクで原付Ⅰ種相当のEM1 e:というモデルは車両価格30万円を切って、充電器付きで¥299,200円。ガソリン購入無しと考えれば高くて買えないということもないのかな。
数値的には馬力は50ccの約半分、フル充電での航続距離53km。近所使いなら問題ないか。出川氏のテレビ番組を見る限りツーリングは大変そうだけど。
バッテリーの寿命等、ランニングコストが気になるところだが、選択肢として125㏄クラスのパワーダウン版モデルも原付(Ⅰ種)免許で乗れることになるが、当然車格は大きく重い。どちらを選ぶかユーザーも決断を迫られることになる。
もちろん今使っている50ccのバイクを乗り続けるというのもありだが、その場合、修理等のパーツ供給とガソリン価格、ガソリンスタンドの数が今後どうなるのかという問題もある。そして、原付から始まったこの電動化はやがて大きなバイクへと波及することは確実だ。