卒業のシーズン

 卒業シーズンだ。

 そろそろこのブログも卒業か…と思っている。

 なぜならSNSも圧倒的に動画の時代だと思うから。

 私自身、他人様のブログはほとんど見なくなったが、動画はたくさん見ている。

 この土・日も「筑波ロードレース選手権」に「全日本ロードレース」のYouTube、それに日テレの「モトGP」と、出掛けずしてロードレース観戦三昧。

 地方選手権もグリッド紹介からレースまでライブ放映ですから…

 

 そんな折、お客さんから「ブログ見てます」とか、「過去のも読んでます」と言われた。また、「バイク屋さんてどこも入りにくいんですよ」というご意見もいただいた。

 そうだった。このブログの目的は検索数ではなくて、行ってみようかなと考えてる人向けに、店主のなり(趣向)と業務の内容を紹介して低い敷居をさらに低くすることだった。

 ということで留年です(笑)

決断

 またバイク雑誌の話。

 国産車総図鑑が付録になっている号だけ買う「オートバイ」誌。

 先日、書店で手に取った時に違和感が…そう、サイズ(縦・横)がひと回り大きくなっている。今までは付録と同サイズだったはず。

 いつから変わった?私の記憶、感覚が間違ってなければ、高校生だった70年代から、というかそれ以前から同じだったと思うが。

 なじんだサイズを変更するって、出版側としても大きな決断だっただろう。

 そういえばライバル誌の「モーターサイクリスト」も旧オートバイ誌と同サイズだったが、何年か前にもっと大きなサイズ(縦・横)なっている。

 雑誌はより大き目に、というのがトレンドなのかもしれない。

 

 さて決断といえば、ヤマハ、スズキもホンダ同様2025年10月をもって50ccバイクの生産を終了するようだ。

 以前にも書いたが、高齢化が進む日本で50cc原付バイクがこれから脚光を浴びると想定していただけに残念だ。

 購入したオートバイ誌と付録に目をとおしてみると、ホンダの電動バイクで原付Ⅰ種相当のEM1 e:というモデルは車両価格30万円を切って、充電器付きで¥299,200円。ガソリン購入無しと考えれば高くて買えないということもないのかな。

 数値的には馬力は50ccの約半分、フル充電での航続距離53km。近所使いなら問題ないか。出川氏のテレビ番組を見る限りツーリングは大変そうだけど。

 バッテリーの寿命等、ランニングコストが気になるところだが、選択肢として125㏄クラスのパワーダウン版モデルも原付(Ⅰ種)免許で乗れることになるが、当然車格は大きく重い。どちらを選ぶかユーザーも決断を迫られることになる。

 もちろん今使っている50ccのバイクを乗り続けるというのもありだが、その場合、修理等のパーツ供給とガソリン価格、ガソリンスタンドの数が今後どうなるのかという問題もある。そして、原付から始まったこの電動化はやがて大きなバイクへと波及することは確実だ。

 

ツーリングの準備

 寒さのピークは過ぎた感じの鎌倉。まだ寒いのは寒いけれど、以前というか数年前でももっと寒い日は多かったはずだが…

 裏を返せばその分、夏は酷い状況になると今から想像がつく。酷暑のツーリングはイヤだ。ちょい寒の方がいい。

 ”夏といえばツーリング”という時代が懐かしい。

 

 この雑誌を買ったのは初めてで、伊豆が特集されていたから。「モトツーリング」。

 今年すでにスーパーカブ110(JA07)とレブル250(MC13)で、熱海と伊東に行ったのだが、伊豆って思っていたよりボリュームがあるなと感じた。

 旅の予習はしない主義だが、日帰りだとある程度エリアを絞っていかないと消化不良になりそう。

 モトツーリング誌の伊豆特集も「東伊豆」「南伊豆」「西伊豆」「中伊豆」と地域別に分析していたので参考にしたい。

 

 と、その前に前回の伊東ツーリングの時に壊してしまった革ジャンパーのファスナーを修理に出さないといけない。

 ファスナー差し込み部が欠損してしまった。ファスナー自体も途中から開いてしまう時があったのでファスナーごと交換したい。

 近くで修理してもらえそうなお店を見つけたので、これから持って行く予定。

読みが甘い

 我が家のスズキ エブリィのリモコンキー機能がダメになった。

 キーのボタンを押すと、ハザード点滅と同時にカチャとロックが解除するあのシステム。

 ドアにキーを差し込んで回せば解錠&ロック出来るし、エンジン始動も同様なので使用には差し障りないが、使っていた機能が使えないと不便ではある。

 

 キー内蔵の電池が無くなったのだろうとドライバーで分解し、同じ電池を購入してきてトライしてみたがダメ。ネットで検索していくつかトライしたがやはりダメ。

 これは車のレシーバー側の問題と結論づけて一旦保留にしたところ、昨晩妻いわく、リヤゲートが半ドアだったみたいで、ちゃんと閉めたらキーが反応したとのこと。良かった。

 

 先週の第3木曜(定休日)に、伊豆の河津桜が見ごろということでレブルで向かった。途中、伊東あたりで雲行きが怪しくなりポツポツと雨が降ってきた。

 南国ムードを醸し出しているJR伊東駅。雨が降りだす直前。

 湘南地区は雨予報はなくレインスーツを持参しなかったので、ここでUターン。河津桜には辿りつけず残念。

 雨に追われて、西湘バイパスを燃焼室のカーボンを除去する走りで急いだこともあり(実は往きも)、燃費は30㎞/Lを割って約28㎞/L。

 昨秋の山梨ツーリングの時は40㎞/Lだったので、やはりキャブ車はインジェクション車と比べると乗り方でかなり燃費が変わるようだ。

 平日の木曜日だが案外車の交通量は多かった。が、バイクの駐輪場はごらんの通りガラガラ(於 道の駅伊東マリンタウン)。

 伊東といえば、日本代表の彼はどうなってしまうのだろう。母校出身の数少ないスーパースターだけに気がかりだ。

 

 

 

 

魔除け

 物にも魂があると感じるのは、日ごろ修理の仕事に携わっているからだろうか…

 なので、この世に生まれてきた物はなるべく使ってあげたい。

 

 エンジンが壊れて、新車に買い替える選択をしたお客さん。

 でも今まで使っていた車両に愛着もあり、まだ使えるフロントバスケットとリヤキャリアを移植してほしいとのこと、快く引き受けた。

 

 エンジンが壊れるまで参戦を続けようと思っているカブカップは、全戦出場ではないが、2015年の8月から昨年12月の最終戦6時間耐久まで完走し、いまだ壊れる気配はない。なんという耐久性だ。

 ということで今年も参戦決定。寿司屋クラス(≒ノーマル50㏄)は第1戦が日曜日(4/28)開催なのでエントリー予定。

 そしてペアライダーにはカブカップデビューとなるN君を迎えることになった。

 N君にはオートバイを降りた弟の革ツナギを着てもらう。使ってもらえてツナギも喜ぶだろう。

 

 さて、こちらは今年も出番が無さそうなオフロードプロテクター。

 埃をかぶって重ねられて見るに忍びなかった。軽く洗って、作業場に魔除けとして吊るすことにした(笑)。

社長のイス

 還暦を機に飲酒はやめたけれど、暖かくなったら還暦飲み会でもやろうと学生時代の同期数人と打ち合わせしている。

 モトGPのワークスチームでメインスポンサーの某企業で部長していたり、トラックメーカー系列会社の重役だったりと出世している同期が誇らしい。

 

 そういう私も取引先の営業さんからは「社長!」と呼ばれて面はゆいが、そんな私にふさわしかったパイプ椅子が金属疲労で壊れてしまった。

 ということで先日、そんな私にふさわしい新しい椅子を買いに行ったのだが、見本の椅子をあれこれ試し座りしていてコレに出会ってしまった。

 予算は特に考えていなかったけれど、モリワキのカブマフラー1本でこの椅子2つも買えるのかと思い決めてしまった。税込み¥19,990。お値段以上のあの店だ。

 ゲームetc用のイスみたいだけど、腰に負担がかからず事務作業にも快適だ。

 出世できずとも、もっと早く出会いたかったそんな椅子だ。

カンちがい

 今日、妻は会社を休み、お義母さんを県民ホールでの演歌歌手のコンサートに連れて行く予定。

 それならばということで、たまたま休みだった義兄が車で連れて行ってくれることになった。

 妻は自宅で待機していたが、どうやら義兄とお義母さんは直接会場に向かったらしく、あわてて先ほど電車で横浜に向かったようだ。今朝、妻とお義母さんは電話してたのにどこで勘違いしたのだろう(笑)。

 

 スーパーカブ110にモリワキを装着して満足なのだが、やはり欲をいえばメガホンではなくストレートが良かった。こんな感じで。

 ちなみにこのバイクが分かる人はなかなかのマニアック。こんな立派なキャストホイールなのにチューブタイプというのがヒントになるかな…

 

 さて、本日入庫した修理のバイク。このストレートマフラーだと細過ぎです(笑)