7㎜2本

 知れば知るほど、分からないことがさらに増える。それが人生か~なんてしみじみ思う晩秋。今日も暖かいけど…
 仕事も同じで、自分がダメなバイク屋だからかもしれないけど、次から次に勉強させられる。
 
 爆音とともにやって来たスペイシー125。見るとマフラーのフランジナットが外れて無くなっており、直の排気漏れ。
 お預かりするまでもないと、適当な一般的8㎜,1.25ピッチナットで締め付けると最後にナメる嫌な感触。そっか~これが原因でナットが緩んだのかと判断。閉店間際ということもあり、いったん車両お預かり。
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 翌日、ネジ山を確認するがナメってる感じはなさそう。違うナットで試したりもしたが、同様に締め付けのトルクが掛からない。
 ダイスでねじ山修正等しながらなんとなくパーツリストを見ると、なんと7㎜ナット。
 数多くマフラーを取付け・取り外ししてきたが、いやそれどころかマフラー以外でも7㎜は私の頭の中には無かった(ちなみにスペイシー100は6㎜)。
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 なぜホンダは7㎜ナットにしたのだろう…
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 排気漏れも無く、良いサウンドが戻ったスペイシー125だが、私にはちょっぴりスパイシーな7㎜×2本だった。