PHAZER

 デビューが1985年だからこのバイクももう30年選手。
 ウチのお客さんのはリアブレーキが初期型のドラムからディスクに変わったモデル
だから’86年以降になるが、いずれにしても若い人にはまったくといっていいほど
わからないし、オーナーはさらにオールペン時にメーカーエンブレムもモデル名も
外してしまって謎のバイクを楽しんでいる。
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 リッターバイクも原付(Ⅱ種)も所有しているが、このFZ250もお気に入りかつ
壊れないので乗り続けている。
 今回、充電系の故障でレギュレーター・レクチファイヤを交換したのだが、値段
の安い(半額以下)社外品を使用したら短期間でまたダメになり結局純正品に。
 ところでFZ250はフェザーとかフェーザーとかいうサブネームがある。
 いまさらだが調べると英語でPHAZERだから、カタカナで書けばフェーザーの
方が正解か(もしくはフェイザー)。
 意味は、“波の干渉を利用した人工的音声装置”となんだか難しげ。確かに
14000rpm以上回る(カブの倍)エンジン音はそんなイメージか。
 「スタートレック」シリーズに登場する兵器の名前でもあるらしい。そっちか?
 250ccでエンジンが無茶苦茶回ることから、フェザーでFEATHER(羽毛)だと
勘違いしてる人もけっこういるかもしれない。
 ちなみに現行のFZ1フェザーはFAZERなので、ポルトガル語で作る(造る,
創る)とか育てるという意味らしい。以上。