神楽坂49

 「らしさ」を求めつつ、「意外性」にも魅力を感じてしまう面倒くさい中年おやじの私。
 “週末おのぼりさん”の東京散策でもそれを探して楽しんでいる。
 テレビや雑誌などでもよく取り上げられている「神楽坂」は、かつては粋な大人の
隠れ家的スポットとして知られていたようだが、メディア露出が増え、訪れる人が増えれば観光地化するのは宿命。メインの通りはどこにでもあるチェーン店がひしめきあっていて、「らしさ」は失われつつあるのかもしれない。
 それでも、いちおう店主のはしくれとして、後学のため個性的なお店を探すのは
いつもと変わらない。パッと見、カフェにしか見えないが看板は「BOOK」とある。
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 あとで知ったが、ここは「かもめブックス」というカフェ&本屋さんで、店舗右部
から奥が本屋とギャラリーになっている。
 けして広いとはいえないスペースだが、センスのいい陳列と選書で、思わず買い
たくなる雰囲気だ。買わなかったけど(笑)。勉強になる。 
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 こちらはミニべロ中心の自転車屋さんと思われるが、古本が売られていてりして
不思議な感じだ。店内には6Vのモンキーがあったり、入口には使い込まれた感
があるCD50が停まっていたり・・・箱にはチューブ¥0 Free!とある。
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 なぜかCDのナンバーが試乗ナンバー。神楽坂で見つけた不思議な50cc。
正確には49ccだから、語呂がよさげな「神楽坂49」ということで(笑)