ハバノリ

”ハバノリ”を食べた。「ハバ乗り」でも「芳賀nori」でもなく「幅海苔」。
昨日、寒い雨の中、弟の案内で三崎の宮川港という小さな漁港にある、これまた
たった一軒の店「まるよし食堂」に行った。まさに知る人ぞ知るといった場所だが、
テレビなどでも紹介されているようで、店内には有名人のサインが並ぶ。
イメージ 1
おじさん、おばちゃん、おばあちゃん三人で切盛りしている、今では少なくなった
昭和な食堂だ。一番人気の中マグロ漬丼定食(¥1,300)↓と、
イメージ 2
ハバノリ定食(¥1,000 ↓左下皿がハバノリ)を夫婦で注文した。
イメージ 3
私たち夫婦はグルメではないので味のインプレは省略するとして、ただ、この
ハバノリがなかなか出回らない貴重なものらしく、今年は食堂で出すもの以外
には販売出来ないとのことだったので、心していただいた。バリバリと砕いた
状態のハバノリをごはんにかけて醤油をたらして食べると、口の中いっぱいに
磯の香りが広がる。普通の海苔とはまったく違う食感と風味だった。
 悪天と昼を少し過ぎた時間帯とあってか、我々の後の来客もなく、おばさんと
立ち話も出来、キズものだけどと三浦大根を四本いただいて店を出る。
 それにしてもこのロケーションもここまでのアクセスも、天気良ければ最高の
ツーリングルートだ。それもカブがいい。今度は「まるよし食堂」オリジナルの
海かけ丼を食べに来よう。