タイヤメーカーも偉い

全日本ロードレース選手権が開幕して、初戦の鈴鹿2&4のJSB1000を制した
のは昨年、一昨年と2年連続チャンピオンを獲得しているヤマハ中須賀選手。
 現在の日本選手の中では中須賀選手の実力は一歩抜け出ていると思うのだが、
なぜモトGPにフル参戦しないのか不思議だ。ひと昔前なら確実に参戦している
だろう。スポンサーの関係やメーカーの販売戦略などもあるのだろうが、サッカー
や野球などのスポーツ選手が当然のように世界進出しているなか、32歳で
ライダーとしても油の乗りきった彼の走りを、世界選手権で見れないのは残念
に思う。今週末に全日本第2戦がある。
 さて前回、約30年前のバイク部品について書いたら、また別の30年前のバイク
がタイヤ交換で入ってきた。ホンダのモトラという原付バイクで、ちょっとタイヤサイズ
が特殊なので心配(メーカー在庫等)だった。5.4-10 4PRというサイズは私が
知るに、ホンダ モトラ と スズキ バンバン(昔の原付)だけで、タイヤメーカーの
ラインナップではもうB社のみ。過去にはD社やY社にもあったような気がする(Y社はすでに2輪車用を扱ってないが)。
 早速、B社のRE2という定番品を問屋さんに注文したところ、やはり在庫が無く、
納期に少し時間が掛かるとのこと。タイヤパターンは異なるが同じくB社にJGという
同サイズのタイヤがあり、在庫もあるとの情報を寄せてくれた。お客さんに確認したところ、オフロードイメージのRE2より、オンロード寄りのJGの方が良いと言って
いただけたので幸いだった。私の不勉強もあるが、こんなレアサイズを2種類も
ラインナップしているB社はすごい。
 下の写真は3.00-10というサイズでは比較的めずらしいオフロードタイプで、
 I 社のGP‐110というタイヤです。これを普通の原付スクーターに装着して目立ちたいというお客さんからの注文です。
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