作った人達がすごい

 仕事でウエス(ボロ布)をけっこう使うので、常連のお客さんが使わなくなったタオルや衣類を持ってきてくれたりすると大変助かる。

 いただいたタオル類を適当な大きさに切っていたら、武田信玄公のハンドタオルが出てきた。これでツーリングの行先は決まった!山梨方面。

 カブカップ終戦のエントリーも無事完了し、グリップヒーターのテストも兼ねてカブでツーリングに行きたかったのだ。

 ハンドタオルはもったいないのでカブ用に使わせてもらう。シート拭きだけど。

 

 天気予報どおりの秋晴れだった10/30(日)、朝7時半に鎌倉を出発すると、2時間足らずで上野原のローカルスーパー公正屋に着く。

 ここで昼飯を調達して小菅村方面へ、さらに丹波山村で左折し甲州市方面に。

 

 そして山梨に行くなら訪れたかった、悲しい歴史のある”おいらん淵”に向かう。男何人かで行くのも興味本位が勝る気がするし、女性と行くのも違う気がしての今回のソロツーリング。

 

 正確な場所は分からなかったが、近くだろうと思う辺りでちょうど昼時になったので、河原に降りて昼食にした。ワンタッチのリアボックスを外してテーブル替わり。

 

 この後、柳沢峠から勝沼へ抜け20号線で帰路につく。10月も終わりとなると山はやっぱり寒い。

 還暦近くの寒がりには、ウインドスクリーンもレッグシールドもありがたいし、グリップヒーター+ハンドカバーは最高。ジーンズならオーバーパンツは必需品。

 巻きつけタイプのグリップヒーターは握りが太くて気になるかなと予想したが、これが特に疲れてきた時に楽で、案外いいかもしれない。

 

 山梨県内はどこも渋滞なく快走できたが、神奈川に入ると所々で渋滞。抜け道、裏道を探しつつ彷徨いながらも14インチで小回りが効くカブPROなら余裕。

 やっぱりこのバイクを作った人達はすごいな~と思うのは、取り回しは確かにフロント周りの重量が気になるのだが、走りだすとその重さが安定感に変わるのだ。街中のみならず峠道もいい。そして今回の走行260㎞で燃費が63㎞/L、というのもスゴ過ぎ。

 カブPROを作ったメーカーの技術者ってホント、いい仕事してるな~