昨日(12/12)の2021カブカップ第4戦(最終戦)は12月とは思えない暖かさ、とはいえレース前の朝はそれなりの寒さで温度計は4、4℃。
今回のペアライダーI氏は、約1年半ぶりのレースということで、緊張よりも気温の低さに震えていた。
レース前のブリーフィングで、主催側いわくカブカップの全体的なレベルが上がっていて、初心者とのレベル差が大きくなっているので、上級者はうまくかわす走りをしてほしいとのこと。
しかし、レースが始まってしまえば速いクラスのマシン、速いライダーはガンガンくるのはいつも通り。抜かれる頻度が増え、確かにレベルが上がっているのが分かる。
目前で激しく絡んで宙に舞うライダーと横たわるマシンを急回避したり、ストレートでもんどりうって転倒し動けないライダーを見たりしたら、すっかり腰が引けてしまった。老化だ。レッドフラッグで待機中のライダー&カブ。
マシンの方は悪くなかった。
前回、タイヤをBSからTIMSONに替え、リアが2.50-17⇒80/90-17で少し大径になった分、最終コーナー立ち上がり加速が鈍り、ゆえにストレートで離されていたと判断。
今回、リアスプロケを40T⇒42Tにしたらストレートは同等に戻った。
この辺は単独走行では体感的には分からず、レース中の相対的なものだ。
タイヤのグリップ感、剛性感も悪くなかった。
なのに、昨年のベストタイムが39秒094で、今回は39秒352。老化である。
結果はクラス9位/16台(全30台)だが、チーム毎のベストタイムだと12位になる。
同クラスで36秒台が4チーム、37秒台が2チーム、38秒台が4チーム、もう表彰台がどうのというレースではなくなってしまった。
とはいえI氏と共に無転倒で完走できたことが何よりである。全身筋肉痛に見舞われていても(笑)
60歳までとか、40秒切れなくなったらとか、引退も視野に入れながら、また来年もチャレンジしたいカブカップである。
寒いのにバイクで応援に来てくれた紅谷タウンさん、ありがとうございました!