団地みたいな…

 今年9月15日にオープンした、”URまちとくらしのミュージアム”に行って来た。

 ミュージアムとはいっても見学は事前予約制で平日のみなのだが、先日の11月4日(土)、5日(日)は特別公開日だったのでこの機会を利用した。

 まちとくらしのミュージアムと名付けられてはいるが、”団地ミュージアム”の方がしっくりくるかと思う。

 建築の、特に団地それも昭和期に興味がある方にはおすすめ。私自身、もう半世紀以上前にはなるが団地の3階に住んでいたこともあって郷愁に浸れた。入場無料。

 

 ミュージアム棟とは別に、使用されていないが保存状態で残されている4棟の赤羽台団地が、新しく建て替えられ聳え立つヌーヴェル赤羽台の脇で静かに佇んでいる。

 そういえばこれもまちづくりの一環なのだろう、赤羽駅の北口もきれいに整備されていて、ヨーカドーを中心としたショッピングモールに変わっていた。

 かつてのアーケード商店街や、昼間から(朝から)酔っぱらって歩いているおじさん達は見掛けなかった。

 ずっと以前のままが良かったなんて全く思わないけれど、スクラップアンドビルドで街も暮らしも有史以来一番のスピードで変化していく現在に頭と心がついていけない。

 

 さて、新車の下取りで入庫したヤマハ アクシストリートはなんと走行85000km超。

 この走行距離ではもう売り物にはならないし、当然査定は0なんだけど、ちゃんと下取りをした。なぜならちょっと挑戦したかったから。目指せ10万km!。

 アクシストリートは2017年を最後に生産終了で、この車両は2009年の初期型。

 でもまだ現役で使っているお巡りさんも見掛けるから耐久性もありそうだし、造りもベーシックで整備し易い。そう、団地みたい(笑)。全然人気が無い(ゴメン)のもいい。

 外装をプチリフレッシュして、定番のリアボックスはやめて意表を突いて前カゴ仕様に。

 また一台増えてしまった。