オートバイを速く走らせる才能というのはあるだろう。
けれど、誰もがそれに挑戦するわけではないし、環境にも大きく左右されるはずだ。
ゴルフやスキー、その他のスポーツも同様な印象となる。
その点、陸上の100m走は客観的にも分かりやすい、究極の才能だと思う。
誰しもがこども時代のかけっこから始まって、淘汰されていく世界。
長距離走の選手達の多くも、きっと初めは短距離が自慢だったのではないだろうか?
山県選手の9秒95の映像は鳥肌ものだった。彼の走りは美しい。まるでマシンのよう。興味深いのは、ライバル達の走りがそれぞれ違うこと。普通に考えたら、速さを極めていけば走り方も体型も似ていきそうなものだが…
そのあたりが機械ではない人間の面白さであり、難しさ、奥深さなんだろう。
ちなみに見た目は僅差で2位だった多田選手は私の目測では9秒99だったのだが、記録は10秒01。コンマ06の差って、わずかなようで大きいと感じた。
ということで、オリンピック代表3名を決める今月の日本選手権100mは目が離せない。離さないけど(笑)。
オートバイの修理でバイクをお預かりする時は、必ず鍵も預かる。
たまたま同時期にお預かりしたAさんとBさんのバイク。
私の勘違いでAさんのバイクにBさんの鍵を差し込んだら難なく作動。キーホルダーで間違いに気づいたものの、鍵自体はまったく同じだった!
昔なら同メーカーでまったく同じ鍵が存在するのは経験的に知っていたが、今でもそんなことがあるとはビックリ。
しかもたまたま入庫したバイクで、偶然に間違えるなんて…もはや才能(笑)