卒業

 春はいつにもまして涙腺が緩くなって困る…
 もうすぐ6年を迎える3.11。あの日以来、つよく思うのは、
     “いつ何が起こるかわからない”
     “いま自分は生かされている”ということ。
 だから、今できることは、なるべくやっておこうと…
 今日は一人娘の高校の卒業式だが、仕事もあるし行くか迷ったが、後悔しても
二度と行けないということで、仕事を後にして行って来た。
 校長先生や来賓の式辞はなんともなかったが、在校生代表のことば、卒業生
代表のことば、そして合唱ときて中年オヤジの涙腺は完全にノックアウト(笑)。
 そんな私の涙目を笑うかのように外は晴天で、校舎から見える富士山もこれが
納めかと思うと…花粉症の季節で良かった。
 イメージ 1
 先日、娘の誕生日と大学進学のお祝いを兼ね、ちょっと奮発して初めて行った
レストランは地元のみならず有名なお店。
 コース料理も一人2千円+αで内容、ボリュームと満足で、これならたま~に
なら来れるかも、と会計時に店員さんに伝えたら、残念ながら4月2日で閉店との
こと。
 最後に行けて良かったというよりも、もう2度と行けないのかと思うと切ない。
 イメージ 2
 昨日、私より少しだけ若い旧知の女性ライダーから久しぶりに電話があり、もう
250ccのバイクを卒業しようと思う、と相談があった。
 信号待ちでの不安感、乗る機会の減少によるバッテリートラブルその他…
 たしかに私も同様だ。もちろん私よりも先輩でもバリバリ乗っている人もいる。
 イメージ 3
 だが私はもうリッターバイクの所有は無いだろう。
 自分はあと何度、何を卒業するのか…