身の丈

 CBを手放した。

 このブログでも愛車として紹介した’81CB750Fボルドール2。元々は弟が乗っていたモノで、私の手元にきて20年以上にはなる。

 乗る機会もほとんど無くなり、腐らない程度に手は入れていたが、このままでいいのか…と悩みどころだった。

 きっかけは台風15号だ。

 まあいちおうバイク屋なんで、かざりで置いておけばいいか~くらいに思っていたが、被害を受けた店舗と店の存続が頭をよぎった時、手放すタイミングと判断した。

 売りたくはなかったので、乗ってくれそうな後輩におしつけてきた(笑)。

 スペースや維持費の節約もあるけど、何より“バイクは走らせたい派”なので、さびしさはあってもスッキリした気持ちが勝っている。

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 妻が見ていたテレビ番組を、なんとなく見ていた。

 ステージバックバンドのある指揮者の昼ご飯の番組。私と同年輩の彼はサックス奏者だったのだが、ある日突然サックスが吹けなくなってしまう。

 サックスに口を近づけると、身体が拒否反応をおこしてしまうのだ。

 彼はサックスをあきらめ、苦労と努力で指揮者の道を拓いた。

 

 まったく次元とレベルが違う話で恐縮だが、若い頃はハイパワー、ハイスピード、ビッグバイクにしか興味が無かった。

 今は扱いきれる(体力・財力)小・中排気量のバイクがいい。

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