お酒の代わりは…

 タバコは26の時にやめた。

 喘息持ちがタバコを吸うなんて自〇行為じゃない?と、同じく喘息持ちの彼女(今の妻)に言われたから。当時は一日2箱のペースで吸っていたのをその日を境にキッパリと止めた。

 

 アルコールが体質に合わないのも重々承知していた。

 飲むとすぐに顔が赤くなるし、ここ最近は異常に脈が速くなるのも気になっていた。

 酒だけが原因ではないと思うが、先日も低山登山で体調不良になり焦った。もちろん途中で引き返したが、幸い、翌日、翌々日そして今日と体調は悪くない。

 知人で83歳の先輩は焼酎一升を三日で空けるが、脈も上がらないし、半年ごとの健康診断でも異常無しとのこと。

 個人事業主を理由に健康診断も受けず、めったに病院にも行かないタチなので、せめて己の不調には自ら応えていきたいと思う。

 ということで迫る還暦を機にお酒はやめることにした。今までありがとう。

 もちろん酒が悪いのではなく、適量でとどめられない自分が悪いのだけれど。

 

 だが、私には酒より優先順位の高いものがあるのが救いだ。

 来年のカブカップで2015デビュー以来、初のクラス変更を計画している。

 寿司屋クラス(≒ノーマル50cc)からそば屋プロクラス(≒ノーマル100~110㏄)へ。

 レース開催日が異なるので、日曜開催に照準を合わせれば両クラス2戦づつの年間4戦エントリーも可能だ。酒など飲んでる暇はない(笑)

 

 因果なもので、このタイミングでお客さんから差し入れをいただいた。 

 ありがたいが、ぐっとこらえて妻と娘に献上したのはいうまでもない。